2012年09月09日

白内障 手術3ヶ月目

白内障の手術をして、3ヶ月が過ぎました。

僕の白内障は、左目だけで、
それも、真ん中だけが白く濁っていたので、
ミドリンという目薬を差して、瞳孔を開き、
少しでもよく見えるようにして、ずっと生活してきました。

でも、それにも限界が来ました。
左目だけだと、0.1も見えなくなっていたのです。
右目だけでのものを見るのは、やっぱり余計に疲れますし、
車の運転や仕事にも差し支える感じがありました。

多焦点レンズを入れて、3ヶ月。
手術したばかりのころは、新しいメガネをしているような、
何となく変な感じの違和感があったのですが、
3ヶ月たった今では、全くなくなりました。
左目に目やにが出るとか、痛みがあるとか、
そういうことも全くありません。
今では、手術した目は、視力が0.8以上あります。
遠くのものが右目よりもよく見えます。
近くのものは、40㎝くらいがよく見えて、
それ以下とそれ以上だと、ぼやけます。
もちろん、5メートル以上の遠くはよく見えますし、
右目の視力は近くは見えるので、問題ありません。
目は、よく見えている方の目の見え方になるようですから。

今は、本当に手術してよかった、って思えます。
手術前は、本当に不安がいっぱいだったのです。

手術前に作った車の運転用のメガネですが、
左目は、遠くはよく見えるので、
左目だけは度のないレンズに交換してもらいました。
このメガネもはじめは違和感があったのですが、
だんだんと慣れてきました。

白内障で手術に悩んでいる方は、
ぜひ、怖がらずに手術することをお勧めします。
こんなに景色って綺麗だったのか、って感激しますよ。

次の検診は、4ヶ月たった10月初旬です。
視力がもう少し上がってくるといいなあ。
  

Posted by カエル2 at 17:00Comments(0)白内障日記

2012年08月12日

白内障 手術2ヶ月目



6月8日に左目の白内障を手術して、
はや2ヶ月が経過しました。
僕の白内障手術は、左目に多焦点レンズを入れました。

手術後、左目の痛みなどはまったくなく、
毎日、3種類の目薬をさしていたのが、
2種類となり、今は、1種類を1日3回点眼してます。

8月8日に「きゅう眼科」で2ヶ月検診をしてきましたが、
経過は良好、ということで、安心しました。
次の検診は、2ヶ月後の10月です。

手術後、0.4だった左目の視力は、
現在は、0.8まで回復しているようです。

以前には気になっていた、
新しいメガネをかけた時のような違和感も、
最近は、ほとんどなくなってきました。

夜、光を見ると輪のように見えることはありますが、
それで視界が遮られるということもなく、
不便は感じません。

2ヶ月前の、何を見ても白く見えた世界が一変し、
綺麗な景色がより綺麗に、
眩しい光が素敵な輝きに見えるようになりました。

車を運転するときにかけていたメガネですが、
左目の視力が上がったので、
左側は度の付いてないレンズに交換することにしました。

といっても、左目には、見るのに得意な距離があって、
30㎝から40㎝はよく見えますが、それ以上離れるとぼけてきます。
でも、1メートルを過ぎると、またよく見えます。
だから、近くは右目、遠くは左目で見ている感じです。

目の見え方は、よく見える方を優先してくれるようなので、
今は、毎日の生活でメガネは必要なく、
どの距離もよく見える生活を過ごしてます。

今、白内障で苦しんでいる方、
手術をためらっている方、悩んでいる方は、
ぜひ、勇気をもって手術をしてもらいたいです。
本当に、手術してよかった、って思います。  

Posted by カエル2 at 17:00Comments(0)白内障日記

2012年06月18日

白内障 手術10日目



これは、寝ているとき、手術した左目を守るために使っていた、
片目用のプラスティック眼帯です。
テープで固定して、取れないようにしていました。

白内障の手術をする前に、自分なりに、いろいろ調べてみました。
インターネットでの検索がほとんどですが、
自分がやろうとしている「多焦点眼内レンズ」についてや、
その手術のビデオなど、多くの情報が載ってました。

手術のあとの検診でも、担当の先生にいろいろ教えてもらって、
自分が入れた眼内レンズのメーカーや種類はもちろん、
手術した左目の今の状態なども教えてもらいました。

「東京歯科大学水道橋医院眼科」のHPを紹介しながら、
自分の入れた眼内レンズのことを記録しておきます。

多焦点眼内レンズと一言でいっても、実は大きく分けて2つのタイプがあります。
レンズ光学部が遠用と近用度数で交互に並んでいる屈折型と、
回折現象(diffraction)により入射光を遠用と近用に配分する回折型です。
両方のタイプに特徴がありますので、患者様のライフスタイルに合ったレンズを選択します。


僕は、「回折型」の多焦点眼内レンズを入れました。
メーカーは、AWO社で、型番は、2MB00 +19.5D +4D。
大きさは、全体が13㎜、レンズだけだと6㎜。

回折型多焦点眼内レンズ(遠近両用)
メガネなしで遠方と手元をみたい

回折型多焦点眼内レンズは遠方と近方にピントが合います。
具体的には遠くの景色が見え、車の運転も問題ありません。
さらに、新聞や本を読む際、老眼鏡の必要がありません。
ゴルフをする方は、打ったゴルフボールが見え、かつスコアカードが読めます。
タクシーの運転手さんは運転ができ、領収書を書くことができます。
女性の方では、お化粧の際、鏡の顔が見えにくかったのが、
はっきり見えるので非常に楽になったという声がよくきかれます。
当院で、この回折型眼内レンズ挿入術を受けた患者様の90%以上が、
眼鏡を全く使用しない生活をしていらっしゃいます。

レンズの特殊デザインで入射光を2分していますので、
遠くの見え方が若いころに比べて多少劣ると感じる方がいます。
これはコントラスト感度低下によるもので、日常生活に支障があるほどではありませんが、
気になる方はいらっしゃいます。
両眼に回折型レンズを挿入することで、コントラスト感度は正常範囲になり、
見え方の質は向上します。
また、このレンズは乱視の影響を受けやすいので、
乱視が強い方では、乱視矯正手術の追加が必要な場合があります。
現在回折型は加入度数の違う2種類のレンズがあります。
詳しくは、担当医とよく相談してください。

1. +4.0D加入回折型多焦点眼内レンズ
このレンズは遠くと近く(約30cm)にピンとが合います。
その間は、距離によって見えにくいと感じることがあります。
楽譜を見る場合などに限り、眼鏡を使う方もいらっしゃいます。
眼鏡使用率は約1割と使用頻度はかなり減らせる事が可能です。

2. +3.0D加入回折型多焦点眼内レンズ
このレンズは遠方とやや近方の距離(40cm前後)にピントが合います。
すなわちパソコン(デスクトップ)や楽譜などの距離が見やすいレンズです。
近方の焦点が40cmにあるため、
長時間の読書や裁縫時に一時的に眼鏡を使用する方もいらっしゃいますが、
日常の眼鏡使用率は全体の約1割です。

屈折型多焦点眼内レンズ(遠中レンズ)
遠くがクリアに見え、近くもだいたいのことができる程度は見えたい

遠方がクリアに見え、近くは単焦点眼内レンズよりも見えます。
近くの見え方は、新聞の見出しなどは見えますが、
長時間の読書や細かい字を読むときに眼鏡が必要になることがあります。
回折型よりも近くの見え方は劣りますが、中間、特に1m前後の見え方は良好です。
したがって、遠方と中間距離が見えたい人に向いているレンズです。
回折型のようなコントラスト感度への影響がないため、遠方の見え方は非常にクリアです。
このレンズデザインは瞳孔径に大きく影響されますので、
加齢とともに瞳孔径が小さくなっている場合は、レンズ機能を十分に使えない場合があります。
その他、夜間に光がまぶしい、電灯のまわりに輪が見えるといった、
ハロー、グレアーを手術後早期に感じることがあります。
詳しくは、担当医がシミュレーション写真を使って説明します。


僕の入れた眼内レンズは、+4Dなので、
遠くと近く(約30㎝)がよく見えて、その中間はぼやける、
ということになります。
でも、今の状態は、近くは40㎝くらいがよく見えます。
30㎝よりも近くなると、ぼやけます。
もちろん。50㎝以上1m以内も、ぼやける感じです。
遠くはよく見えます。
手術しない右目よりも、クリアに綺麗に見えます。
色は、濃く見えます。こちらが、本来の色なのでしょう。

実は、検査したときには、網膜までの距離の測定が、
白内障が濃くて、最新方法では測定ができなかったらしいのです。
超音波で調べて測定して、その記録を元にレンズを決めたらしいのですが、
手術跡に測定してみると、0.2㎜の誤差があるようです。
そのため、今は、少し遠視が出ている、ということでした。
もし、それで不都合があったり、見えにくかったりしたら、
眼内レンズの入れ替え手術もある、っていうことでした。

おかげさまで、今のところ、よく見えますし、
仕事でも不自由していません。
こうして、パソコンもよく見えますし、書きものも楽です。
日常生活では、メガネの必要はありません。

先週の診察でも、経過は良好だということなので、
もう少し様子を見ていこうと考えています。
車の運転では、メガネをかけるので、
視力が安定してきた1ヶ月後くらいに、
左目に合うメガネにしたいな、って思ってます。
  

Posted by カエル2 at 17:00Comments(0)白内障日記

2012年06月14日

白内障 手術5日後

痛みは、手術あとから、ほとんどありません。

2日目に病院で診察をしてもらうために、
手術後に付けた眼帯を外してもらったのですが、
すぐに、周りの景色が綺麗に見えました。
手術していない右目よりも、遠くは、はっきり見えるほどです。
それに、色が濃いというか、クリアに見えます。

家では、眼帯を外して、花粉用のメガネをかけて、
今までとあまり変わらずに、普通に生活していました。
ただ、洗顔と洗髪が5日間できないのは、
僕としては、とってもとっても辛かったですよ。

寝るときは、片目用のカバーをしています。
無意識に寝ているとき、左目を触らないように、です。



多焦点レンズは、メガネをかける必要がなくなる、
遠くと近くの2つの焦点が合うものです。
高価ですが、それだけ、便利性があります。
ブログを書くときも、メガネは必要ありません。
左目でも右目でも、同じように、綺麗に画面が見えます。

白い世界から解放されて、嬉しいです。

ただ、やっぱり、まだ違和感があります。
新しいメガネをはじめてかけたときのような、
クリアに見えるけど、歪んでいるというか、
ゆらりと動いているような、そんな感じに見えます。
でも、そのうち、この見え方にも慣れるでしょう。
手術した左目は、今は、0.4程度の視力のようですが、
日常生活は全く困らないし、以前よりもすごくよく見えるし、
右目と同じくらいの視力なので、ちょうどいいかもしれません。
車を運転するときは、今までのメガネをかけています。

これから、左目の視力が上がってくるかどうかは、
手術を受けた人によって違うようです。

大好きなユニホックは、2週間おやすみします。
でお、21日の練習には、ちょっと参加したいなあ。

サングラスは、目を保護するためにも、
これからも使いたいと思ってます。
  

Posted by カエル2 at 17:00Comments(0)白内障日記

2012年06月08日

白内障 手術当日



5年以上、苦しんできた白内障の手術を、
いよいよ今日、することにしました。

僕の白内障は、左目だけです。
発症の原因はわかりませんが、何となくですが、
ユニホックのボールが当たった外傷ではないか、と思ってます。
ユニホックを始めた頃、左目に何度か強いボールが、
直接当たったのです。



手術は、日本でも、年間数十万人がしているもので、
お年寄りの3人に1人がする、よくあるもので、
15分程度で終わる簡単なものだと聞いていますが、
やっぱり、目の手術ということで、不安もあります。

病院は、「きゅう眼科」で、
「多焦点眼内レンズ」を入れることにしました。

ずっと、キラキラした海や眩しい日の光が苦手でしたが、
明日からは、それが喜びに変わり、
美しいと感じられるようになることを信じて、
午後からの手術に臨みたいと思っています。

何日か、大好きなユニホックはできません。
仕事でも、多くの人たちに迷惑をかけることになります。

みなさん、ありがとうございます。
では、行ってきます。
  

Posted by カエル2 at 12:00Comments(5)白内障日記